美術館備忘録【3連休・日曜日】

めちゃくちゃ暑かった日曜日。命の水であるソルティライチ片手に、美術館巡り。暑すぎて2つくらい諦めたけど、十分楽しかった!

 

「エルマーのぼうけん」展【PLAY!MUSEUM】

初・立川!気合いを入れて、オープンと同時に入るために9:30には到着したけど、もう3組待ってた。エルマーの愛され具合を窺えたね、、、

入り口にいたボリスにもう興奮。かわいい、、、

展示は、橋があったり、ワニがいたり、嵐のBGMが流れてたり、と物語に入り込んだようで大人でもワクワクした。原画も沢山あって、しかもチューインガムやペロペロキャンディーと一緒に本文が提示される凝った作りで愛を感じた。原画の一つ一つが本当に素敵で、手書きの柔らかさは何にも変えられないな、と。写真めちゃくちゃ撮った。最後のコーナーで作者が小さい頃に書いた小説とかが展示されてて、それが残っていることにも家族や周りの人の愛を感じた。翻訳のわたなべしげおさんの言葉も素敵だったな。親子が多かったけど、幅広い年代の方も沢山いて、なんだかそれも嬉しかった。良い児童文学との出会いは、その後の人生を支えるよね。

直ぐに休むボリス。かわいいね。

グッズで狙ってたウォータードームが売り切れてて、それだけが心残り、、、また行こうかな。カフェでスーベニア付きのデザートも食べた。小皿かわいい。

駅への道すがらにあったタイ料理屋さんでシンハーカオマンガイのランチ。テラス席で暑かったけど、ビールが美味しかったのでオールオッケーです。

モネ、ルノワール 印象派の光【松岡美術館

こちらも初めての美術館。地域で愛される美術館って感じで、地元の美術館と似た雰囲気で落ち着いてて良かったな。イケイケの格好した高校生カップルが来てるのも、なんだかグッときた。いいね、、かわいいね、、

シスレーの絵が好きだな~と思ったら、ターナーのことを尊敬してたらしい。画風が似るのかな、、、昨日みた画家の作品も沢山あって、また見方が変わるし、キャプションが人物像を振り下げたものが多くて面白かった。小さな美術館みがあって良い。

江戸の陶磁器 古伊万里展【松岡美術館

友達が食器好きなので、こちらも。ホットチョコレート用のカップがあって、江戸時代からそんなしゃれたものがあるなんて驚きだった。色が豪華で、模様は繊細で食器にハマると抜け出せなさそうだな、、。食器にも、宗派とか流れがあって、紐解いていくと面白そう。質問すると、友達が説明してくれて贅沢な鑑賞だった~。

 

古代オリエントの彫刻もいくつかあって、そちらもちょろっと見た。中国美術もあって盛りだくさんだったな。絨毯敷かれてるし、中庭もきれいだし、中の人も優しくて、いい感じの混み具合だから、また来たい。

この後、駅まで炎天下を15分も歩くのかと思うと気が滅入って、美術館前のワインバーでちょっと休憩。ここがとっても素敵だった!チョコレートとワインのお店で、ペアリングが最高でした。こじんまりしてて、オーナーが女性の方でうっとりしたな。アイスワインも初めて飲んだ!逃げ恥でゆりちゃんがお土産で渡してたものと同じものらしい。甘くて、トロっとしてて美味しかった。ワイン好きの友達へのプレゼントに良さそう。

 

本当は、この他にシャガール展や古代メキシコ展にも行く予定だったけど暑すぎて断念。友達は夜の新幹線で帰ってった。寂しい~~

普段だと行けて2つくらいで、こんなにギュッと展示をみたのは初めてかも。途中で疲れちゃうかな、、と不安だったけど、記憶が残っているうちに違う方向性の展示を見ると新たな発見があって面白かった。肩は凝りますが(笑)

あと、大きな美術館に行きがちだったけど松岡美術館みたいな小さな美術館もたくさん行きたいな~。

楽しい2日間でした!